XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

日本史サイエンス =蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る=

技術者から見た歴史 播田安弘 著 BLUE BACKS 「長年、船の基本計画を生業とし、趣味も艦艇と古船という船オタクが、船への興味から蒙古襲来について調べた成果を海洋開発関係者の集まりで発表した」p236ところ大きな反響があり、この本の出版に結び付いたと…

ガンママッチング MLA

MLAをガンママッチングで給電する その昔、19日発売の雑誌を待ちわび、手に入ると隅から隅まで目を通した。たくさんの広告からトレンドの傾向を把握し、記事からは技術や運用、伝播状況などからアイディアの種子を探していた。しかし最近ではそれがネットへ…

Trap EFHW その3

季節が変わり、やっと伝播状況がよくなってきた。先日、いつものようにワッチをしていると聞こえてくる局数が少ない。これは他のバンドが開けているのでそちらに移っているのではないかと考えた。バンドを変えてみるとハイバンドが開けていた。いつもは静ま…

手間を取る

検索は容易になったのだが テレビで報道された話題である。記憶に残るのはどちらかという実験についてだ。被験者にまだ知らない語彙を調べてもらう。辞書を使った場合とスマホを使った場合との比較である。調べてからしばらく経って、その語の意味を書き出し…

アルコール ストーブ その2

内側、外側噴射の燃焼の仕方 アルコールは発酵や触媒を用いての分解で植物、石炭、天然ガスなどさまざまな原料から作ることができる。バイオマス資源であるので環境にやさしいとも言われている。また、ガソリンなどと比べて爆発的な燃焼をすることも少なく、…

モールス電信士のアメリカ史 =IT時代を拓いた技術者たち=

松田裕之著 モールス電信士のアメリカ史 日本技術評論社から出されている本である。 筆者は「歴史を物語(ストーリー)だとするならば、その真理は臨場感に宿るはずだ。できるだけ活写することで、それに近づければと考えている。」P7と記している。今日のIT…

アルコールストーブ

一つ作ると次のアイディアが浮かんでくる 災害時にガスが止まった場合に備えて、料理に使うためにカセットガスのコンロは用意してある。だが念のため、もう一つの備えとしてアルコールストーブを作った。 ネットで動画を見ている時、ふと気になって見たのが…

QRP 寸感

QRPでの交信はコンディション頼み? 高知県の局と交信していた時のことである。7MHz、CWでのQSO。互いにRSTを交換した。599を送り、同じく599をいただいた。ただし、こちらからの信号にはQSBがあるとのこと。その後、リグの紹介をし、こちらは3WのQRPである…

リードスイッチ

リードスイッチを使って 前回100均のLEDライトに細工をして地震などの揺れによって点灯するライトを紹介した。このセンサーに使われているのがリードスイッチである。磁気近接スイッチなどと呼ばれることもある。 磁性を持ったニッケル合金のリードを向かい…

波及事故

判断ミスからトラブルの拡大 事故と言っても商業電源に影響するような大きなものではない。ほんの小さなミスから基板を反故にしてしまった顛末である。 コンパクトなトランシーバーキットを組み立てていた。この機種は3台目の組み立てである。前回は多少のト…

三角帆型のMLA

MLAを三角帆のように伸展してみました MLA(Magnetic Loop Antenna)は波長に対してとても小さなループ(輪)とキャパシタンスによる共振によって電波を乗せるアンテナである。私はワイヤーを使って幾つものアンテナを作り実験してきた。効率は余りよいとは…

安心灯

「安心灯」マグネットセンサーのライトを工夫した 大きな揺れが長く続いた地震だった。二階で椅子に座っていたのだが、微かな揺れを感じ、「地震かな」と訝っているうちに揺れが大きくなり、家族に声をかけて部屋の真ん中にうずくまった。棚から小物がパラパ…

電報

額表を使って電報の送受信をする NTTはその昔、電電公社と呼ばれていた。日本電信電話公社の略である。明治時代に東京と横浜の間を電線で結び、電話や電信のサービスが始まったことに由来する会社である。公衆への通信手段の提供という公的な事業であること…

アンテナ線をまとめるアイディア

8の字巻きでアンテナをまとめる 電波を放出するアンテナは、使う周波数によって大きさが決まってくる。低い周波数ほど長くなる。アマチュアが使っている短波帯の電波で、いつも賑やかな7MHz帯では、波長がおおよそ40mになるので使うアンテナの長さも20mは欲…

送信機の増設

キットを作り上げたら増設手続きが必要 新しいリグが組みあがった。しかし、日本の法律では無線局で使われる送信装置は事前に検査を受けて技術的要件を満たしていることを確認し、許可を得たものでなくては使用することができない。メーカーで売られている無…

2ターンMLA

ワイヤーで2ターンのMLAを作ってみましたが・・・ 本来なら太い銅管で作るべきMLAだが、あえてワイヤーで実験している。1ターンのMLAの場合、キャパシタを接続する対極の位置に給電点を置くことが多い。調整しやすいようにキャパシタを下側に配置すると、給…

新年おめでとうございます

ナンテン 疫病の早い終息を願って ・・・・ ・-・ ・・・・ ・-・ -・・-----・-- -・-- -・・- --・-・ ・-・--・-・・・ -・・・- ・-・-- ・・ ・・-・・ ・・- ---- ・・ -・-・- ・・ ・- -・・- ---・- ・…

Trap EFHW その2

トラップの調整をしたEFHW 2020年の2月にも同じタイトルで書いたのだが、実験を進めるとこのアンテナについてわかってきたことがある。 エレメントの途中にLとCで構成した同調回路を設けると、設定した周波数で最大のリアクタンスになることから、その周波数…

プリフィックス

1エリアで交信した局へのQSLカード QSLカード(交信証)の並べ替えをした。QSLカードを各局に転送してくれるビューローに送るとき、予め分類しやすいようにプリフィックスを並べ替えるのだ。まとめていくと1エリアの局が多いことがわかる。その中で、ある偏りがあるこ…

熱収縮チューブ

インピーダンス変換トランス、ベースローディングをコネクタと一体化 これまではビニールテープを使っていた。配線のむき出しになった個所が接触して短絡を起こさないようにテープを巻いていた。しかし、最近はその役割が熱収縮チューブに代わっている。事前…

リメイク

昔作ったものが捨てられない 部屋の片づけをしている時、もう20年以上前に作ったエレキーが出てきた。詳細については忘れてしまった。PICにプログラムしたもので、5つのボタンが付いているので、プログラムの中にメッセージを予め書き込んであり、このボタン…

これだからやめられない

QSLカードが届いた JARL(日本アマチュア無線連盟)からQSLカード(交信証)が届いた。その中に、すごいカードが含まれていた。 電波は直接届く場合もあるが、短波の場合、電離層などに反射して届くことが多い。どのような伝播経路をたどるのかは定かでは…

部品チェッカー

components Tester 製作をしていると部品の素性を調べたい場面に頻繁に出会う。ダイオードの極性であったり、トランジスタやFETのピン接であったり、また、抵抗やキャパシタの値であったり。データーシートや部品に書かれている数値を見ればよいのだが、いち…

ボトルキャップでタッチパドル

ペットボトルのキャップにタッチパドルを入れました。 ペットボトルのキャップはさまざまな色があり、ただ捨ててしまうのはもったいなく思える。だんだん溜まっていきリサイクルに回すのだが、いつも何か利用できないかと考えている。 ネットでは「一部を切…

NVIS動作

地上高が低いのでNVIS動作? 電波の伝播経路には直接波、電離層反射波、山岳などの回析波、ダクト反射波、流星痕反射波などさまざまな経路があるようだ。今通信している電波がどのようにつながっているかは想像するしかないが、さまざまな経路を辿っているこ…

缶バッジを作った

A1CLUB M1 メダル画像 A1CLUBという電信をこよなく愛する仲間の集まりで、どれだけ多くのクラブ員と交信したかをカウントする企画がある。その数が100局を超えるとチーフの称号が与えられ、1000局を超えるとマスターの称号が得られる。できるだけ交信の機会…

計算の面白さ

トラップEFHWの長さを計算で導く もちろん、百ます計算のように計算をすること自体の面白さではない。モノを作っていくとき、試行錯誤をしながら進めていくのだが、それが予想通りに進められた時の面白さである。 トラップを使った3バンド対応のEFHWアンテナ…

Old Gadget

昔作った測定器 タイムスタンプを見ると2006とあるので、もう14年も前の作品である。KD1JV Steveさんの発表された回路でNorcal Qrp ClubからTuner Upperという名称でキットが発売された。水晶発振子を使って発振したRF信号をインピーダンスブリッジに供給す…

QRP QSO

QRP QSO QSL QSLカードが届いた。JARL(日本アマチュア無線連盟)から2か月ごとに届く交信証である。無線を使って交信をしたことを互いに確認し合うために交換する。アマチュア無線は大自然の伝播を介したものなので、不安定な交信が多い。相手のコールサイ…

これだけで交信できる?

Go Bagの中身、これだけで交信できる? 以前のブログでGo Bagのことを書いた。必要な機材を一つにまとめて運用するスタイルである。いかに最小限の装備にするかが大事なので、アンテナのマッチングについては受信ノイズを最大に調整するということで、機材に…