梅雨明けから猛暑日が続いているうちに8月になってしまった。暑さに体が順応する間もなかったことで、熱中症になった方が多いようだ。
このところ朝の気温が30℃を下回るようになったが、日中は35℃近くまで達している。真夏日という基準を大きく超えた猛暑の日々である。
以前にも100円グッズを改良したLEDライトを作ったのだが、今回も簡単な改良で、驚異的な明るさを得られる改良である。
オリジナルのライトは5mmφのLEDが2個使われている。以前の改良では同様のLEDを12個にしたのだが、今回は高出力のLEDを使うことにする。
秋月電子通商で販売されているOSW4XME1C1Eという白色パワーLEDという1Wのものである。大きさがちょうど5.5mmなので、100円グッズの2つの穴にちょうどはめ込むことができる。1Wというと350mAもの電流がながせるそうだが、ここまで流すと放熱が必要になる。そこで放熱板を使わず、このケースにそのまま組み込むことができるように電流を制限することとする。75mAほど流すことにして2つのパワーLEDをパラに接続し、10Ωの抵抗を介して電池と接続する。この程度の電流なら1/4Wの抵抗でも大丈夫であろうと計算した。
以前の12個のLEDのものと、今回の改造したものとを比べてみると明るさは歴然である。100円グッズのケースに300円のパワーLED2個という改造であるが広角度を明るく照らしてくれるので、満足できる改造である。