XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

カタクリの群生地

shig552006-04-09

今日は朝から日の光がまぶしい天気。NHKの朝のニュースでも宇都宮郊外のカタクリ群生地が紹介されていた。
私の家の近くにも群生地があることを思い出し、散歩に行った。
カタクリは陽の光が強くないとあの独特の花弁が反り返った形にはならない。今日は朝から快晴なので大丈夫だろうと出かけたのだが、朝の光ではまだ弱いようだ。この群生地は山の北側の斜面であるのでよけい陽の光が弱いのかもしれない。
多くの株が花をつけているものの、細長い筆先のような形のままである。その中でいくつかきれいに花弁が反り返った花を見つけシャッタを切った。
林の中にひっそりと咲くという風情で、かわいい花である。発芽してから葉が2枚出るようにならないと花は咲かないという。8年ほどもかかるようである。群生地の一角に1年ごとの株の成長がわかるように植えられていたが、とても成長がゆっくりのようだ。
白色のカタクリがあるというので探したが、見つけることが出来なかった。淡い赤紫のカタクリの中に、純白のカタクリが写っている写真があったが、なんとも気高い美しさである。次回は実際に咲いている姿を見たいと思った。