XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

投資額ゼロでのPICのIDE

shig552007-01-13

今日も朝からスキー場へ向かう高速道は混雑している。先ほど北西太平洋上でマグニチュード8を越える地震があったようだ。津波警報が出て警戒を呼びかけている。このところ毎日のように地震がある。一カ所というよりも全国各地で起こっている。今朝は伊豆の山の中を震源として、相模湾での地震や千葉沖の地震、北海道の地震と近くが活発に動いているようだ。「寒さで身震いしている」程度ならありがたいのだが。
スキー場へ向かう車を横目に、今日ははんだごてを握っている。
しばらくぶりにPIC のプログラムを始めたのだが、以前に使っていたIDEが役に立たないことがわかり、新しい設備を整えなくてはと考えていた。しかし投資額は結構必要になるので躊躇していたところだった。
最近の状況を知るために、ネットでサーフィンをしていたのだが、「窮すれば通ず」で僅かな投資でも最近のフラッシュメモリーを搭載したPICを焼くことの出来るIDEを手に入れることが出来た。
まず、BASICコンパイラーは評価版でプログラム容量が2kと制限付きではあるがMikroBASICというものが手に入った。マニュアルが300ページを超え、プリントアウトするのが憚れるほどである。これまで使っていたMicroEngineeringLabsのPicBasicとは多少異なるが、対応しているPICは最新のものが含まれている。これなら趣味で使う分には十分であろう。
PICへの書き込みに使うプログラマもいろいろ紹介されている。JDMプログラマというPCのシリアルポートから電源を取り、PCに接続するだけで使用できるものが見つかった。書き込みソフトも無料でダウンロードできた。さらに日本語化バッチまでもが公表されている。ありがたいことである。
さらに探していくと独自に開発されたプログラマもいくつか公表されている。さまざまなトラブルとの格闘の末稼働するようになったことも読ませてもらえるのは、技術的な理解をするのに大変役に立つ。プログラマを駆動するためのPICのプログラムもダウンロードできるので早速作らせてもらった次第である。

手持ちの部品でくみ上げたライターはともに動作をしてくれた。これで念願のIDEが手に入った。それもほぼ投資額ゼロである。またプログラム作りが楽しめる。
集合知としてのネットの威力を再認識した出来事であった。