XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

PIC プログラマその後

shig552007-01-23

冬至小寒大寒を過ぎ、次は立春。心なしか日射しにも勢いがついてきたように感じる。部屋の奥の方まで差し込んでいた朝の光が、ほんの少しずつだが短くなってきている。
公園の紅梅が三分咲きになっていた。肌を刺す風はきついが、光の春はもうすぐそこまで来ているようだ。

先日来PICと苦闘をしている。プログラマをネットの情報を頼りに作成し、とりあえずプログラムを書き込むことが出来たのだが、思いどおりに動いてくれない。設定が違っていると思うのだがよくわからないのだ。8ピンのPICを使っているがVddとVssを除く6本のピンが入出力になりそれぞれに複数の機能が割り当てられている。目的とする機能を指定しているつもりだが、その通りに動いてくれない。特に発振関係の設定がよくないようだ。
さまざまな情報がネットで調べられるが、今自分が欲しい情報にたどり着くのは難しい。検索エンジンでさまざまにキーワードを変えて検索するが、ねらった情報にはなかなか当たらない。解説書のような関連と系統性のある情報ではないからだ。
しかし、検索を繰り返すうちおもしろい展開になっていくことがある。知りたいこととは別に新たな興味がわいてくるのだ。情報を渡り歩くということか。興味のある所は印刷するようにしているので、机の周りは紙だらけになっている。ある意味、宝の山だが、これがほんとうに宝になるためにはまだまだ時間がかかりそうである。
市販のプログラマはそれなりの配慮がされていて解説もしっかりしている。書き込みが順調にいくのはわかっている。自作の機器がうまく動作しないとついつい市販の装置に目が行ってしまう。一つのことをするのが目的なら真っ直ぐな道を進めばいいのだが、技術の習得を求めているのだから回り道は必要である。理性と感情のせめぎ合いである。成し遂げる喜びと一歩一歩歩む道のりのつらさ。趣味の世界だからこそ自分のペースで歩みたいのだが、最近は気力が衰えてきたようだ。
フラッシュメモリータイプのPICは何回も書き直しができるのでありがたい。試行錯誤、Try&Errorを楽しむことにしたい。きっとうまくいったときには大きな喜びがくるはずだ。