XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

衝動買い

shig552006-10-09

体育の日、10月10日は1964年東京オリンピックの開会式が開かれた日である。この日が選ばれたのは晴天の特異日であったからだという。今日の体育の日はハッピーマンデー法で月曜日に割り当てられている。10月10日の一日前であるが今日も朝から快晴。爽やかな青空が広がっている。窓からは青空をバックにした柿の実が見える。オレンジに近い黄色が青空に映えてきれいだ。

たまたま出かけた先でjunk屋さんを見つけ、衝動買いをしてしまった。vaioの881と言う機種である。外見が大変きれいで蓋の一部が破損している以外使用感も少なく丁寧に使われてきたものだと感じた。スペックを検索してみるとペンティアム2の266MHz、64Mbオンボードモリー、HDD4G、SVGA-TFTというネットで使うにはまだ使えそうな機種である。
家に帰り早速電源を入れてみる。19V3Aと言う表示であるが、他の機種のアダプターを接続、スイッチを入れるが起動しない。16Vではだめなようである。仕方なく本体をあけ、電源ジャックに直接接続するラインを確保する。安定化電源から19Vを供給、スイッチを入れる。機動音とともに画面が一瞬点灯するがすぐに落ちてしまう。全体をバラバラにしてMBだけで起動させると動作するようだ。そこで本体ディスプレーへのコネクタを外し、外部ディスプレーを接続して起動するとSONYのロゴが現れ、biosの設定画面が出てきた。どうやらMBは大丈夫なようだ。HDD,FDDを接続してみる。HDDからは異音が出てきて認識しない。手持ちのHDDに取り替えて認識を確認する。セットアップをしようとFDDに起動ディスクを入れるが読み込みが始まらない。FDDの異常かと考えFDDを交換するが、変化なし。オペレーションシステムNOTfoundの表示が続く。
この機種はbios段階ではUSBも使えない模様。さて、どうアプローチしたらよいやら。しばらく楽しめそうである。

この機種の発売は1999年1月だそうである。7年前の機種だが使われている技術には現在と比べると格段の差がある。古い情報を検索しながら動作させるのも楽しいものである。動作してしまえばそのスペックから使いようもないのだが、パズルと同じでさまざまな思考錯誤と推理から一歩一歩前進していくおもしろさである。