XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

Hi-Miteが手に入った。

shig552007-03-06

四月を思わせるような暖かい陽気になり外套が邪魔になるような数日だった。昨日は太平洋上の高気圧から大陸の低気圧に向かって強い風が吹き、暖かい雨なのに強風で傘が壊されてしまった。畑の麦が青々と伸びてきてもう40cmほどになっていたが、風の回り込んだように倒されていた。畑を大きなうねりが通り過ぎたようだ。このところ天候の変化が激しい。極端な変わり方で私たちの生活を放浪している。

2005年12月のQST誌に掲載されたRock−Miteの改良版Hi−MiteがSmallwonderlabsから提供されるという情報があったが、実際に手に入れることはなかなか出来なかった。Smallwonderlabsのホームページでも紹介されているのだが、アメリカ国内向けだけの供給で日本からのオーダーは受け付けていなかった。部品の調達がうまくいっていなかったようでしばらく動きが見られなかったが、2006年の12月になって少しづつ供給が始まったので、直接問い合わせをしてみた。
すると、オーダーを受け付けるとの返事が来たので早速発注、送金をして品物の着くのを首を長くして待っていた。それがやっと、届いたのだ。注文をしてから3ヶ月、一年以上待っての入手である。
届いたのは基板上の部品と説明書が2枚。曰く、作り方についてはRock-Miteの製作マニュアルを参考にせよとのこと。パーツリストと回路図があるので組み立てには困らないが、あっさりしたものである。
これだけ長く待っていると、すぐハンダごてを握る気にはならず、じっくり中身を確認してからと言う気分だ。回路を確認し、Rock-Miteとの違いを把握したい。Voxの回路が加わったようで、操作性を向上させたようだ。Xtalのフィルターも2本になっている。BCの回り込みについても対策がされているようだ。こんな小さな機器だがいろいろな工夫が詰まっている。
部品には表面実装のものは使われていない。昔ながらの構成である。しばらく回路図とにらめっこをして製作に入りたい。さて、どんなケースに入れることにしようか。性能も大事だがデザインも楽しみたいところだ。オリジナルなトランシーバーを作ってみたい。

まだHi-Miteが手に入ったばかりなのに、NorCalのホームページを見ていたらおもしろいものを見つけてしまった。マーカーである。昔は自分のいる周波数がわからずマーカーのお世話になったものだがデジタル化されあまり見なくなった。送料込みで$10と言う安価に惹かれて注文してしまった。今度はどれほどの日数で届くだろうか。