XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

七色発光LED

shig552006-07-26

梅雨の合間、今日は気温が上がり、夏の日射しがまぶしかった。九州地方は梅雨が明けたそうだ。東日本では今週はまだ梅雨が明けたとは言えないとのこと。梅雨前線はいつまで居座るのだろう。

七色発光LEDが手に入った。赤・青・緑のLEDが一つにモールドされている。それぞれが異なった周期で点滅するので、色が混じり合い七色に発光する。
Vfは3.5V〜4.0Vだと言うことだが、試しに2016のボタン電池を接続し点灯させてみた。色が次々に変わりなかなかきれいだ。点滅だけでなく色が変わることで注目度は高い。発光位置がセンターからずれているので、色の光線の出方も微妙にずれている。光を拡散するキャップをかぶせてみた。光が拡散され、キャップが光るような具合で色が鮮やかになった。アイキャッチャーとして便利に使えそうである。

発光させたまま3日ほど放置したところ、電池の電圧が下がってきたようで光り方が変わってきた。青の発光がなくなり緑と赤だけが光っている。さらに放置すると赤だけが点滅するようになった。
一般にVfは白や青は高く、緑、赤と順に低くなっていく。電池の放電による電圧低下によりLEDの発光が変わってきたのだ。
つまり、これはこのLED1本で電圧監視が出来ることになる。分圧回路を使うことで設定電圧よりも高い場合には七色発光をし、電圧が下がってくると緑と赤の点滅、さらに下がると赤だけの点滅に変わるはずである。余分な回路を必要とせず、このLEDをつけるだけで電圧の監視が出来る。なかなかおもしろいデバイスである。早速実験しなければ。