XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

ブルーベリー狩り

shig552006-07-10

天気予報はだんだんに下り坂。九州方面では大雨の被害が出ている日曜日。ブルーベリーが摘めるようになったというニュースを見て、早速車を駆り出した。
出発前にネットで検索。おおかたの見当をつけ、電話番号を書き写して出発。カーナビに目的地を入力しようと電話番号を入れると、姓を聞いてくる。ネットでは屋号しか出ていなかったので、入力を拒否されてしまう。仕方なく目的地の役場を入力、出発する。
天候がよくないせいか、車の数は少なく、順調な走り。2時間も走らずにインターを降り、カーナビの示す方に向かう。山を下りる方向である。役場は平地にあるのだろう、でも、ブルーベリーは山の方だと思うのだが・・と思いつつ車を走らせるとJAが見つかる。農作物のことならわかるだろうと、尋ねてみる。
さすがに親切だ。いろいろと資料を探してくれ、ブルーベリー狩りをやらせてくれる農家を紹介してもらう。やはり山の上である。来た道を引き返し、高速のインターも通り越し、さらに登っていく。農産物販売所が見えてくる。早速寄り込むと、さまざまな作物の中にブルーベリーも売られている。場内を一回り巡っているともうブルーベリーは陳列棚からなくなっている。結構な売れ行きのようだ。この季節、ブルーベリーは人気のようだ。
この販売所の駐車場に車を置いて、農家を訪ねる。歩いて5分ほどのところである。雨が降り出し、傘を差しての散歩である。途中こんにゃくの畑が連なっている。しっかりとした茎と葉が茂っている。さらに進むとブルーベリーの畑が見えてきた。畑の中では収穫の作業をしている。声をかけ、つみ取りをさせていただくことにする。同じ枝にも十分熟した黒に近い色の実からまだ色づかない小さな実までいろいろ付いている。熟した実だけを選んでつみ取る。これでは機械化が出来ないわけだ。入園料を払うのでつみ取りながらの試食もよいとのこと。最初のうちはつみ取るそばから口に入り、カゴにはなかなか溜まってこない。それでも30分ほどで結構な量がつみ採れた。
計量をしてもらい買い取りである。計算がしやすいようにか、1kg=1000円である。市販のものと比べると安い。つみ取ったものも売っていて、それは1kg=1500円だそうだ。手間がかかるのだから仕方がない。「雨の日に来てくれたから」と両掌にいっぱいのブルーベリーをおまけしてもらい、農場を後にした。
生のまま食べてもおいしい。冷凍にするとまたひと味違う。ジャムにするのもよし。しばらく楽しめそうだ。