XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

道に迷う

shig552006-05-27

九州地方は梅雨に入ったというニュースが入ってきた。例年よりも早いのだという。東京地方もこのところぐずついた天気が多い。このまま梅雨入りしてしまうのだろうか。今日も朝から小雨が降っている。気持ちの晴れない日である。

昨日、仕事場の近くのお宅を訪ねなければならないことがあった。1年ほど前、一度訪ねたことのあるお宅である。住所のメモを片手に飛び出し、だいたいの方向を目指してその家を探した。
番地の並び方は街の一角を時計回りと反対に大きくなるようになっている。その規則を参考に進んだのだが、なかなかその番地が見つからない。やっとその番地に近づいたと思ったら、丁目が異なっていた。1丁目も2丁目も3丁目も大変狭い範囲で入り組んでいる。何らかの境目があるのだろうが、家々を見ながら歩いていたのでは気づくことが難しい。しばらく歩き回ったが目的の家を見いだすことは出来なかった。
仕方なく、一度仕事場に戻り、地図で再確認。相手方にも電話を入れて近くまで出てもらう手はずをとる。結局、ぐるぐる歩き回っていたところより一区画先であることが判明。路地を巡りながら目的のお宅を訪ねることが出来た。
住所という個別のデータを持っていても全体の状況がわからないと行き着くことが難しい。地図は全体の中での現在地と目的地の位置関係を見ることが出来、容易にルートを考えることが出来る。地図のありがたさを思い知った出来事であった。
後で気づいたことであるが、携帯のナビゲーションシステムを使えばよかったのだ。現在地についてはGPSでデーターを収集してくれ、目的地は地図データの中で設定できる。この両者のデータを携帯に送ってくれるので、どの方角に進めばよいか案内してもらえたのだ。
ただ、GPSのデータが取得できない条件ではこれな使えない。地下鉄でやってみたら、案内できないと断られてしまった。