XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

海の中は・・・

shig552006-05-05

連休でたくさんの人が動いているようだ。新聞も夕刊がお休み、テレビやネットのニュースが気になる。

三浦沖で体長1mものヒラメが釣り上げられたそうだ、重量11.5kgという大きさで刺身にしたら200人前とか。生きたまま水族館に引き取られたそうだから、さらに長生きしてもらいたいものである。これほどに成長するまで生き延びてきたのになぜこの時期に釣られてしまったのだろう。

メガマウスが定置網にかかったというニュースも入ってきた。メガマウスはネズミザメ科の鮫で、大きな口の特徴からこの名前がある。小さな歯を持っていて主にプランクトンを食べているようだ。昼間は数百メートルの海にいて、夜間になると数十メートルのところに上がってくるという。捕獲された数が少なく、その生態についてはまだ詳しくわかっていないという。

トンガでマグニチュード8.1という海底地震が発生し、太平洋の広域に津波警報が出されたが、大きな潮位に変化はなかったようだ。発生地点は太平洋プレートが沈み込むところであり、大きな地震がたびたび発生している場所だという。

海の中の様子は、しんかい2000や6500などで探査しても新しい発見が毎回あるという。わからない事だらけであり、ふだん釣れない魚が釣れたり、珍しい生物が見つかったり、わずかな情報から推測するしかない。推測と言うよりも漠然とした不安である。

確かなことは地球は時々刻々と変化していて、その全容は掴みようもなく、その中で私たちは生活しているということである。