XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

男子厨房に入る。

shig552006-04-15

小泉首相主催の「桜を見る会」が新宿御苑で行われたとのこと。昨日の準備は、この為だったのかと納得。今日も気温が上がらなかったが、ときどき日射しが見られるまずまずの休日。

ネットのニュースの中に、定年後、夫婦間で一番問題になるのが昼食であるとの記事があった。会社生活を終わり、家にいることになると昼食の世話をしなければならない。奥さん一人なら有り合わせのもので済ませてしまうが、二人になると何かを作らなければならない。奥さんは留守にすることも出来ないという内容であった。
食べるという基本的なことも誰かに頼ってしまう生活に慣れていると、このようなことになってしまうのだろう。仕事に追われる毎日だが、生活を楽しむことも大事にしたいものである。
料理を作ることも創造的な作業として楽しみたい。名前を付けられている料理でなくてもそこにある材料を活用し、おいしく食べられるものを作るのが生活の料理だと考える。料理本やレシピは参考にはなるが、その通り作る必要はない。Try&Errorで常識的な食べられるものが出来ればいい。
ただ基本的な技は必要だろう。魚のさばき方や調味料の使い方など知っておいた方がいいことはある。しかし、やりながら習得していくことも楽しいことである。料理ももの作りの一つとして楽しめばいい。
自己完結ということが理想である。自分のことは自分で出来るようにしていきたい。キャンプ生活は自然の中に戻り、自分一人で生活する技術を楽しむことである。外部からの供給を受けずに食べたり寝たりすること、そのための装備や資材を準備し確認する作業である。防災対策に通じる一面もある。
男子厨房に入るなどと大仰に考えるのではなく、ライフスタイルとして料理を楽しんでいきたいものである。