XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

パソコンの修理

shig552006-03-29

*ノートパソコンが壊れてしまいました。
バックライトの異常です。急に暗くなり、画面が見えなくなってしまいました。反射光で見ると画面表示はしているようですので、冷陰極管の不良か、インバーターの故障でしょう。
売店に問い合わせたところ、費用は購入したときとあまり変わらないくらいかかるとのこと。これを聞いて躊躇してしまいました。さらに、修理は中に入っているデータなどの保証はないとのこと。筐体はそのままでも、中身をすべて取り替えてしまうこともあり、取り外した部品は戻らないと言うことを聞き、修理依頼は止めました。

*修理をしたいのは
ユーザーにとってデータやPCの設定が大事だから、修理を考えます。そうでなければ、新しいPCを買う方がよいと考えるはずです。
メーカーにとっては修理をした後の保証などを考え、責任を負うと言うことで総取り替えのような修理をするのでしょうが、ユーザーのニーズを掴んでいないような対応です。

*メーカー修理以外の方法は
壊れたままでは困りますので、ネットでいろいろ調べてみました。すると、修理をしてくれるところをたくさん見つけることが出来ました。多くは個人でやっていて、そのスタンスは「成功報酬」「直らないこともある」「修理後の保証はない」などです。一見アバウトで信用のないビジネスのように感じますが、ユーザーの気持ちを理解しているように思います。
ユーザーは直すことを求めているのではなく、壊れたPCを使えるようにすることを求めているのです。もし直せるのなら、それほど費用をかけず直せるなら直したいと思っています。PCが高額品で何が何でも大事にするという時代ではなくなっています。メーカー対応だけでなく、販売店経由でも、ふだん使っている日用品と同じように気軽に修理だ出来るようにならないのでしょうか。

*自分で直せば
さらに調べていくうちに、交換用のインバータや冷陰極管が売られていることがわかりました。技術的なリスクはありますが、自分で交換すれば分解・再生とまた楽しむことが出来ます。早速部品の発注をしてしまいました。さて、うまく修理することが出来ますか・・・。