
朝からどんよりした天気。ぽつりぽつりと雨が降り出し、夕方には結構本降りになった。南の日本海側では風もひどく、大荒れのようだ。気象庁の発表では東京地方は今日、春一番が吹いたとのこと。雨がちの一日だったので実感がない。ただ、雨の中を帰ってくるとき手袋をはめていなくても寒さを感じなかった。春が近づいている。
もの作りにとりつかれた人がいるものだ。講談社・Tech総研編集の「我らクレイジー★エンジニア主義」を一気に読んだ。わくわくする読後感である。電気自動車の開発をしている清水教授の話。加速こそ電気自動車の特色という。8輪の車を日本未来科学館で見たことを思い出した。そのときはおもしろい車だと言うことしか思わなかったが、開発の様子を知ると是非乗ってみたいという気持ちになる。ハイブリッド車が話題になっているが、ガソリン車の延長上。新しいジャンルとしての電気自動車が市販され、普及するのが待ち遠しい。
翼を持った列車エアロトレイン。東北大の小濱教授が宮崎のリニア実験線に通いながら続けている超高速新幹線。地面効果で浮き上がる構造はリニアカーのように大きなエネルギーを使わず走行できるようだ。発想がユニークでこれまでの基礎科学がしっかりと新しい技術に活かされている。実車による試験が始められるのが楽しみだ。昔の雑誌にあったチューブの中を疾走する新幹線が実現しそうである。
「タイムドメイン」よい音を求めてこれまでの理論とは別の理論を追求し新しいスピーカーを作ってしまった由井さん。40歳を過ぎてから新しい仕事を始めるそのバイタリティーに敬意を感じるとともに、ぜひその音を聞いてみたいという衝動に駆られて、そのスピーカーを購入してしまった。今、その音に浸っている。すごい立体感と明瞭さだ。こんなに小さなスピーカーから出ているとは思えないほどの厚みのある音に驚く。これまで音が聞こえればと思っていたのだが由井さんの話を読み、よい音への興味が涌いたのだ。確かにすごい。追求する力はすごい技術を生み出すものだ。
ロボットの開発やプラネタリュウムを作った話などクレージーと尊敬を込めて呼ばれる人々の話である。最初の頃のプロジェクトXと同じような感動を覚える。久しぶりのわくわく読書だった。
次はホームスターproを物色してみようかと考慮中である。