XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

謹賀新年

shig552009-01-01

 東京では穏やかな天候で新年が明けた。
 初日の出を見ようと、昨年と同じある橋の上に行った。大きな川を南北にまたぐその橋は片側2車線の幅があり、さらに歩道も付いている。川面から結構な高さにあるので、日の出の方向に開けていて日の出見物の穴場なのだ。6時半頃としっかり調べもせず出かけ、橋の上に着くとすでに何台かの車が停まっていた。欄干にもたれかかり日の出を待っている人もいる。東の空は茜色に色づいてきれいなグラデーションになっている。車の中でお茶を飲みながら、分厚い新聞をめくり、しばし日の出を待つ。

 6時40分を過ぎた頃、地平線(建物のシルエットの間?)から強い光が差してきた。東の空を染めていた茜色とはまったく異なる輝く光だ。小さな光が瞬く間に大きくなり、太陽が顔を出す。驚く程速い。一筋の光が出てきたのでカメラを片手にあわてて車を飛び出したのだが、すでに朝陽はほとんど顔を出していた。
 毎日、この瞬間はあるのだが、一年の始まりということでひと味違うものになっている。太陽が姿を現す瞬間というものは感動的である。新しい一日が始まり、新しい一年が始まる。幸多い年であることを祈る。合掌