XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

時の流れに

shig552007-01-01

新年あけましておめでとうございます。6時頃ふと思いついて初日の出を見に行くことにする。日の出まで30分ほどしかない。その時間で行けるところということで大きな川に架かる橋の上を目指すことにする。車の数はとても少ない。順調に走り橋に着くとすでにたくさんの車が路肩駐車している。車の数も少なく車線も多いので車列の後に続くことにする。
東の空が朱色を濃くしてくる。雲がかかっているのでどこから初日が顔を出すか見当が付かない。天頂では空の青さが見え始めている。太陽が出てくることをこんなにじっと待っているのは本当に久しぶりである。強烈な赤い光が見えた。その輝きが見る間に大きくなってくる。地球の自転を実感として「速い」と感じる。どんどんと光が強くなり初日が顔を出した。手を合わせ拝んでいる人もいる。神々しさを感じる景色だ。荒川の水面に光の筋が差してくる。新しい年の始まりである。

実は大晦日だというのに昨晩はあることに取り組んでいた。PICのライターである。私の持っているのは秋月の最初のバージョンである。DOSで制御するものなのだが、しばらく使わず仕舞い込んであった。やっと昨日それが見つかり、動作させようとしたのだが、環境が変わっていた。ケーブルがない、端子の形状が異なる、DOSバーションは更新などのサポートは終了している等々。Winでのシステムを作り替えなくてはならなくなった。以前に作ったプログラムは活用したい。そんなことで一度片付けた部屋の中は機材が散乱することになってしまった。
自分はあまり変わっていないと思っているのだが、世の中はどんどん変化してしまっている。DOS→Winなどずいぶん以前のことだったが、身近なところで更新が出来ていなかった。
新しいデバイスも出てきている。フラッシュメモリーを搭載したものも増えてきた。秋月のライターもVer2やVer3からの更新はアナウンスされているがVer1からは難しそうだ。そろそろ全体の構成を変えなくてはならないようだ。
時代よりも先を走り、時代を押し進め、そして時代を追いかける。自分の置かれている状況が変わってくる。せめて時代と一緒に走りたいと思う。


例年の紅白歌合戦が終わり、穏やかに新年が始まった。テレビは少ししか見ていなかったが、ネットなどで紅白でのDJ OZMAのボディースーツのことが話題になっている。一瞬どきっとする演出だったようだが、目くじら立てて抗議の電話を入れるようなことなのだろうか。過剰反応、総評論家、正義の味方、個からの発信、様々な要因はあるが年明けからの時代を象徴する出来事である。