XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

タイサンボク

shig552006-06-17

ワールドカップの映像が毎晩流れている。陰影の差が激しい画面で、陰に入ってしまうと選手の動きがよく見えないことが多い。光が違うのか、放送機材が違うのか、もっと鮮明な画像を期待したい。それにつけても試合開催地ドイツは天気がよいようだ。当然のことだが、梅雨がない。天候という切り口で見ても、世界は広い。

タイサンボクの花が盛りである。20㎝から30㎝もある大きな花が樹のあちらこちらに開いている。つぼみが7,8㎝に大きくなると細かい毛のある茶色い覆いを破って乳白色のきれいな丸みを帯びた円錐形の花弁が現れる。そして一枚一枚花弁が開き、大きな花の開花である。
樹下に行くとその白い花弁の一枚が落ちていた。掌ほどもある大きさ。結構厚みがありしっかりしている。コップ代わりに水をすくって飲めそうである。鼻に近づけるととてもよい香りがする。すがすがいい香り。高い樹上にある花なのでこれまで気づかなかったが、部屋の中に置いておきたいような、ふくよかなよい香りである。

木々はいま、花盛りである。アベリアの花には花アブがたくさん集まっている。同じような花のビヨウヤナギとセイヨウキンシバイで花比べを楽しむ。ザクロの朱色の花が緑の葉ときれいな対照をなしている。
樹木の花は手元でじっくり見ることが出来ない場合も多いが、公園を散歩しているとそこかしこで目や鼻を楽しませてくれる。