XRQ技研業務日誌

ものづくりを楽しんでいます。日々の暮らしの中に面白そうなものを探しながら

地下鉄13号線

shig552006-04-22

今日も爽やかな一日。たくさんの人が街に出て散策を楽しんでいた。その中をネクタイを締めて仕事をする切なさ。明日は休めそうだが天気が下り坂の予報。仕事をしながら街歩きを楽しもう。

明治通りの地下を鉄道工事が進んでいる。池袋から渋谷を結ぶ13号線の工事だ。すでに駅の部分はほぼ工事を終わり、間を結ぶ工事が進んでいるそうだ。さまざまな路線がすでに開通している都心の地面の下を新たに鉄道を通すのだからよほど深いところを通るのだろう。工事は駅になる部分から始め、そこからシールドマシンという機械を入れ、掘り進みながらトンネルを造っていくのだそうだ。聞くところに依ると、そのシールドマシンという機械はその現場ごとの特注だそうで、出来上がった駅部分で組み立て、全長100m以上の長さになるのだそうだ。切っ先が回転しながら前進し、切り取った土砂を後ろに送りながらパネルをはめ込み壁を作ってしまう。昼夜動いているので、敏感な人だと夜寝ているとき、かすかな地面からの震動を感じることがあるという。しかし、ほとんどの人は気づかないうちに地下深くに地下鉄のトンネルが出来てしまうようだ。
この路線は池袋で志木からの東武東上線西武池袋線西武有楽町線と接続し、渋谷では将来的には東急東横線と接続することで埼玉から東京、神奈川を結ぶ路線になる計画とのことだ。出来上がればとても便利になり、時間的な距離がまた一段と近づくことになる。
しかし、今の明治通りの渋滞は困ったことである。この渋滞を緩和するために鉄道網を作るとのことだがその工事のために渋滞がひどくなっている矛盾。工事の早い完成を祈りたい。